1. 産後の骨盤矯正の重要性
- ホルモンの影響と骨盤の変化
- 出産前後に分泌される「リラキシン」というホルモンが赤ちゃんが産道を通りやすくする為に骨盤や靭帯を緩める働きがあります。それにより腰痛などの原因になります。
- リラキシン分泌が減少する産後6か月までの間に骨盤が不安定になります。
- 骨盤の歪みがもたらす長期的な問題
- 体型の崩れ:骨盤が歪むことで筋肉や関節に左右非対称に負担がかかり見た目に大きな変化が出てしまいます。
- 健康面への影響:骨盤の歪みは、自然治癒力を十分に発揮できない状態にしてしまいます。骨盤、骨格矯正によって歪みを取ることで、骨や筋肉、内臓を正しい位置に戻し、それぞれが正しく機能する状態に整えることができます。
2. 産後骨盤矯正のタイミングと頻度
- 産後のリカバリー過程
- 骨盤が自然に元に戻るのは産後3か月までがピーク、その後は少しずつ固まってしまいます。
- 産後3〜6か月は「リセット期間」として特に重要なんです。
- 矯正の頻度に関して
- 最初の1か月間は週1〜2回、次の2か月間は2週間に1回など、まずは詰めて来ていただくことが理想です。
- 産後6か月を過ぎた場合の対策
- 時間が経過しても筋肉や靭帯の柔軟性を取り戻すことは可能です。
- 骨盤エクササイズやストレッチを行うことで少しずつ矯正していくことも可能です。
3. 整骨院で行う具体的な施術の流れ
- 初回カウンセリング
- 骨盤の状態を確認するための触診や姿勢チェックを行います。
- 「歩行分析」「骨格の左右差チェック」「日常生活」などから今の現状を確認。
- 施術のステップ
- 手技療法:骨盤のズレを修正するためにまずは骨盤周りの筋肉をソフトな手技で緩め骨格の矯正を行います。
- 物理療法:次に当院ではマトリクスウェーブという直流電流を使い効率よく筋肉を引き締めて正しい位置に骨盤を維持できるように整えます。
- ストレッチ指導:固まった筋肉を緩めるための簡単なエクササイズを施術後に指導します。
- 矯正ベルトの提案:最後に良い状態を維持するために骨盤サポートベルトの役割や正しい使い方を紹介します。
- 1回の施術で感じられる変化
- 痛みの軽減や姿勢の改善はもちろんですが、血行が良くなることで冷え性や生理痛がましになったなど嬉しいお声をたくさんいただきます。
4. 自宅でできる骨盤ケア
具体的なエクササイズ例
- 骨盤底筋トレーニング
- 方法: 仰向けに寝て、膝を立てて骨盤底筋を締める動きを5秒間キープ。これを10回繰り返す。
- 効果: 尿漏れ予防、体幹の安定。
- 簡単なストレッチ
- 方法: 四つん這いになり、骨盤を「前傾・後傾」の動きでゆっくりと動かす(キャット&カウポーズ)。
- 効果: 腰痛の軽減、骨盤の可動域を広げる。
- 骨盤矯正スクワット
- 方法: 肩幅に足を広げてスクワットしながら骨盤を締める意識を持つ。
- 効果: 骨盤周りの筋肉を鍛える。
5. 実際の患者さんの声や事例
- 30代女性 Aさんの体験談
- 「産後の身体が楽になり子育ても疲れにくくなりました。」
- 30代女性 Bさんの事例
- 「股関節の痛みが取れてスムーズに歩けるようになりました。いつも楽しい施術をありがとうございます!」


6. よくある質問と回答
- Q: 骨盤矯正は痛いですか?
- A: 優しい手技を使うため、痛みはほとんどありません。心地よさを感じる方が多いです。
- Q: 子どもを連れて行ってもいいですか?
- A: カーテンで仕切り半個室になっており、更にキッズスペースを用意しているため、お子さま連れでも安心です。
- Q: 矯正後の効果はどれくらい続きますか?
- A: 初めは定期的な通院が必要ですが、正しい姿勢やエクササイズを続けることで長期的に効果を持続できます。
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